DUMBBELL PRESS

ダンベルプレスは何kgでやる?

Press Smarter at Home.

ダンベルプレスは、ベンチに仰向けになって、両手のダンベルを胸の上に押し上げる種目です。このページでは、使う重さの決め方と「25kg」の考え方、自宅で行うときに必要なダンベルとベンチの選び方を説明します。

Summary

まとめ:3つのポイント

重さ

8〜12回で限界になる重さ

何kgが正解かは人によって違います。8〜12回くり返すと限界になる重さを、片手ずつ選びます。

25kg

余裕があるなら、最大重量が上のモデル

片手25kgで10回前後できるなら、続けるうちに25kgでは足りなくなります。最大32kg以上のモデルが候補です。

道具

幅の狭いダンベル2個と、角度を変えられるベンチ

押し上げたときにダンベル同士が当たりにくい、幅の狭いモデルが向いています。ベンチは、フラットと斜めに角度を変えられると種目が広がります。

Load

1. 重さは「何回できるか」で決める

ダンベルプレスで使う重さは、8〜12回くり返すと限界になる重さが目安です。米国スポーツ医学会(ACSM)の指針で、筋力トレーニングを始めたばかりの方にすすめられている回数です。12回より多く楽にできるなら軽すぎ、8回もできないなら重すぎます。

7回以下重すぎる
8〜12回ちょうどいい
13回以上軽すぎる

ダンベルプレスは両手に1個ずつ持つので、重さは片手分で考えます。「25kgでダンベルプレス」と言うときは、ふつう25kgのダンベルを両手に1個ずつ持つことを指します。

目標の回数より1〜2回多くできるようになったら、重さを2〜10%増やすのが目安です(同じくACSMの指針)。頻度は週2〜3日が目安です。重さの決め方は、可変式ダンベルは何kgあれば足りる?でも詳しく説明しています。

25kg

2. 「片手25kg」は重い?

25kgが重いか軽いかは、筋力やトレーニング歴で大きく変わるため、一律には決められません。大切なのは、今の自分が25kgで何回できるかです。

バーベルのベンチプレスと同じ感覚で重さを選ぶのも避けてください。ダンベルは左右を別々に支えるぶん、扱える重さが軽くなります。鍛えている男性12人を対象にした研究では、ダンベルで持ち上げられた最大の重さは、バーベルより17%低い結果でした。

こんな方に

片手25kgで、10回前後できる

→最大32kg以上のモデル

続けるうちに、25kgでは12回より多くできるようになります。重さを上げる余裕がある、最大32kg・40kgのモデルが向いています。

こんな方に

25kgを目標にしている

→25kg前後を細かく選べるモデル

目標の手前で少しずつ重さを上げられるよう、25kg前後の刻みが細かいモデルが向いています。

当店のモデルのうち、25kg前後の重さを選べるものは次のとおりです。

モデル25kg前後で選べる重さ最大重量幅(台座込み)
NARO CORE 3224kg・26kg32kg40.8cm
NARO CORE 4024kg・26kg40kg44.7cm
Pure Series 25kg23kg・24kg・25kg25kg44.5cm
Motions・PRO 40kg23kg・25kg・27kg40kg45cm
  • 選べる重さは各商品ページの製品仕様(2026年10月8日時点)、幅は台座を含む寸法です。ダンベル本体の幅は、これより短くなります。
  • ダンベルプレスには、同じモデルを2個(両手分)使います。当店の可変式ダンベルは、すべて1個単位の販売です。

NARO COREは2kg刻みなので、24kgの次は26kgです。Pure Series 25kgは23kg・24kg・25kgと1kg刻みで選べますが、25kgが最大重量なので、25kgで余裕が出てきたら次のモデルが必要になります。

Dumbbell

3. ダンベルプレスに向く可変式ダンベル

可変式ダンベルは、プレートを収めるぶん、ふつうのダンベルより幅が広くなりがちです。ダンベルプレスでは、押し上げたときに左右のダンベルが近づくので、幅が広いとダンベル同士が当たりやすくなります。

NARO CORE 24/32/40の幅の比較
NARO CORE 24/32/40の大きさの比較
NARO COREのプレートとシャフトのクローズアップ
シャフトが突き出していない、フラットな端

NARO COREは、幅の狭さを重視して作ったモデルです。商品ページでは、次のように案内しています。

  • 一般的な可変式ダンベルと比べて幅を105mm短くした狭幅設計で、トップポジション(押し上げた位置)でもダンベル同士が干渉しない。
  • 40kgモデルでも本体の幅は385mm(24kgモデルは306mm、32kgモデルは345mm)。
  • シャフトの突き出しがない完全フラット形状で、オンザニー(ダンベルを太ももに乗せて構える動作)のときの太ももへの負担を大きく減らす。

グリップを回すだけで重さを変えられるので、セットの合間に重さを変えるのも手早く済みます。切り替え方式の違いは、可変式ダンベルの切り替え方式の違いで比べています。モデルごとの幅は、可変式ダンベルの選び方の「幅で選ぶ」で一覧にしています。

Bench

4. ベンチは、角度を変えられるものを

ダンベルプレスには、仰向けになれるベンチが必要です。背もたれの角度を変えられるベンチなら、フラットのダンベルプレスに加えて、斜めにして行う種目もできます。

BYZOOM Pure Series トレーニングベンチ(フラット)
フラット(0°)
BYZOOM Pure Series トレーニングベンチ(背もたれを起こした状態)
背もたれを起こした状態

BYZOOM Pure Series 可変式トレーニングベンチは、0°から83°まで5段階に角度を変えられます。商品ページでは、角度ごとの種目を次のように案内しています。

角度種目・効果
0° フラットベンチプレス・ダンベルフライ
30° インクライン(浅め)インクラインベンチプレス
45° インクライン(標準)大胸筋上部への刺激を強化
60° スティープインクラインショルダープレス・リアデルトフライ
83° ほぼ垂直シーテッドプレス系
  • 耐荷重は250kgです。ご自身の体重と、両手のダンベルの重さを足して確かめてください。
  • 使わないときは縦置き(スタンディング)で収納できます。
How To

5. ダンベルプレスの基本の流れ

  1. 1構えるベンチの端に座り、ダンベルを太ももの上に立てて持ちます(オンザニー)。
  2. 2仰向けになるダンベルを太ももに乗せたまま、背中をベンチにつけて仰向けになり、ダンベルを胸の横に持ってきます。
  3. 3押し上げる息を吐きながら、胸の上にダンベルを押し上げます。
  4. 4下ろす息を吸いながら、胸の横までゆっくり下ろします。これをくり返します。
  5. 5戻す終わったら、ダンベルを胸の上から太ももの上に戻し、体を起こしてから床やラックに置きます。
  • 息を止めずに、息を吐きながら持ち上げてください。息を止めると血圧が上がりやすくなります(健康長寿ネット)。
  • 自宅では補助してくれる人がいないことが多いので、最後の1回まで無理に押し上げず、正しいフォームで動かせる回数で止めてください。
  • 体調がいつもと違うときは中止してください。持病のある方や、体調に不安のある方は、医師に相談してから始めてください。
  • 重量の切り替えは、必ず専用ラック(台座)の上で行ってください。
FAQ

よくある質問

Q 初めてなら、片手何kgから始めればいいですか?
A 決まった数字はありません。軽めの重さから試して、8〜12回で限界になる重さを探してください。軽い重さから細かく試せるモデルなら、ちょうどいい重さを見つけやすくなります。たとえばPure Series 12.5kgは2.3kgから、NARO COREは2kgから選べます。
Q 何回、週に何日やればいいですか?
A ACSMの指針では、始めたばかりの方は8〜12回で限界になる重さを使い、週2〜3日行うことがすすめられています。目標の回数より1〜2回多くできるようになったら、重さを2〜10%増やします。
Q ベンチがなくてもできますか?
A 床に仰向けになって行う方法もありますが、ひじが床に当たるところまでしか下ろせないため、動かせる範囲が狭くなります。胸の横まで下ろすなら、ベンチを使ってください。
Q 押し上げたときに、ダンベル同士が当たってしまいます。
A 可変式ダンベルは幅が広いため、押し上げたときに当たることがあります。幅の狭いモデルを選ぶと当たりにくくなります。NARO COREは、一般的な可変式ダンベルより幅を105mm短くした狭幅設計です。